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【感想】GUNSLINGER GIRL【漫画】

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 イタリアを舞台に、国家の裏側である組織で少女達が敵対組織相手に銃を取り戦う話――だと多少語弊がある。
 身体に障害があり集められた少女達は義体で体を構成し、偽りである体に脳を馴染ませるため、組織への忠誠を誓わせるために薬で洗脳を受けて、擬似的な兄達と共に自身の感情が偽りかそうでないかに疑問を覚えながら硝炎の香りと共に生きていく。

 ……重い、だいぶ重い。
 背景から既に重ければ、人は大勢死ぬし、最終巻の状況も一巻を思い返せばだいぶ酷い。

 ただ、血が散る生活の中にある僅かな平穏、撃ち出した銃弾の後ろ、主役達がすれ違う味のある悪役の足跡。
 そこに確かにあるのだ、消えかけの蝋燭の火の様な、夏の終わりに飛び交う蛍火のような何かが。
 それがどうしようもなく熱くさせる。他の作品のように驚愕する展開や、激動の物語を必要とせず胸や目頭を熱くさせるのだ。


 ミリタリー、鬱展開、薬漬けの義体で戦う少女。あとおそらく歴史や芸術に詳しければなおさら。
 この辺りに惹かれたのであればとりあえず一巻買ってみることをお勧めします、一巻のクオリティが最終である十五巻まで続くので。
 あまり漫画に触れることが少ないからか、長年漫画カテゴリ個人的一位を貫き続けているお勧めの作品です。


 以下ネタバレ込みの感想を。
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